DIYer in ドイツ

2008/12/25

ゴミ収集車

 以前にゴミの分別の回で書いたように、普通ゴミと紙ごみは指定のコンテナ(ふた付き、キャスター付き)で各戸収集し、月に1~2度ゴミ収集車が回収に回ってきます。この回収の仕方がとてもスマートでびっくりしました。

 清掃員の方が、キャスターで各コンテナを収集車後部の回収口に運び、スイッチを入れると自動的に車についているレバーのようなものがコンテナを持ち上げ、中のゴミを回収します。蓋は、片側が固定されているので、そのままです。

 この合理的なゴミ収集方法にとても感心してしまいました。ゴミが満タンのコンテナはとても重いのでキャスターを付ける、臭気・衛生面から蓋を付ける、蓋が外れないように片側を固定する、収集車のレバーで固定して持ち上げやすいように四角い形にする、など全て理にかなっています。日本のポリバケツは何故進化しないのか不思議に感じてしまいました。






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2008/12/13

クルミの割り方

 秋から冬にかけて、街のマーケットやスーパーでは Walnuss [ヴァルヌス](= walnut) クルミが売られています。またこの時期にはデパートの店頭にも、たくさんのクルミ割り人形が登場してます。いつもクルミは身だけのパック入りを買うので、かわいいと思っても中々くるみ割り人形には手が出せなかったのですが、先日旦那さんが職場のクリスマスプレゼント交換でピーナッツ、殻ごとのクルミ、レープクーヘンのどっさり入ったバスケットをもらってきました。これは、クルミ割り人形を買う絶好のチャンス!!!
 しかし、ドイツ人からクルミを2つ使って手で(!!!)割る方法を伝授されたらしく、クルミ割り人形を買うことにはなりませんでした。

 この方法は考えれば単純なんですが、目からウロコでした。1つでは、どんなに強く握っても割れないのですが、コツさえ掴めば誰でも簡単に割れるので、是非試してみてください。最後のひとつは、、、、、どうするかは不明です。


■胡桃の割り方










1、クルミを2つ用意し、溝と溝を合わせて握る。











2、そのまま両手で、溝方向に力をかけるように強く握る。










3、どちらかの殻が割れる。うまくいくときは、両方の殻が同時に割れる。










4、そのまま殻からクルミを取り出したらおしまい。


 旦那さんがうまく割るので、そうはいっても握力いるんでしょと半信半疑でしたが、私も挑戦してみたら意外に簡単に割れました!!(私の握力は20kgしかありません・・・。)
嬉しくて、つい動画を撮ってしまいました。





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2008/12/12

クリスマスマーケット


















 ドイツのクリスマスマーケット (Weihnachtsmarkt) は、クリスマス前の約1か月間いろいろな街で開かれます。トリアーでも11月末から12月22日まで、中央広場 (Hauptmarkt) と大聖堂 (Dom) 前の広場にたくさんの屋台が出店されています。同じデザインの小屋でもお店の内容によって様々なデコレーションがされていて、小屋の屋根を見て歩くだけでも楽しいです。キノコが屋根から出ているのは、マッシュルームのソテーを売っている屋台です。










 やはり一番人気は何といっても、"グリューヴァイン"(Grühwein, スパイスの効いたホットワイン) のお店で、各広場に1軒づつあります。毎年違う色とデザインのカップに入れてくれます。赤が主流ですが、白のホットワインもあります。子供用にアルコールフリーのものもあるので、車で来られた方でも大丈夫です。
 グリューワインに限らず、ドリンクのカップはデポジット(プファンド)がかかっているので、カップを返却すればお金が返ってきますし、記念にカップを持ち帰ってもかまいません。年号が入っていたり、いなかったり、昔のだったりしますので確認は忘れずに。飲み終わってから違うカップに替えてもらうことも可能です。(ドイツ語しか通じないことが多いですが、"tauschen bitte" [タウシェン ビッテ](= exchange, please) でOK。Stiefel [シュィーフェル](= boot) も覚えておくと便利。)

 昨年まではブーツ型と円筒型の2種類のカップがあり、各々に年号が入っていたのですが、今年はブーツ型には年号がなく、円筒型(ビアマグ型)にだけ年号が入っています。今年はバジリカのイラストが入っています。

 → Trierer Weihnachtsmarkt ホームページ(ドイツ語、英語、フランス語、オランダ語)


 以下は、個人的なオススメ屋台をご紹介。(飲み食いばっかりですが・・・。値段も大体です。)











オーナメント/硝子玉
ガラスには名前などを入れてもらえる。
ツリーのオーナメントは以下の4つがスタンダードらしいです。
die Glaskugel (= glass ball), die Kerze (= candle), Stern (= star) aus Stroh(わらの星), Engel (= angel)

ティー
2€~

紅茶、ハーブティー、フルーツフレーバーティー
ラムやアマレットなどのアルコールをブレンドすることもできます。
お砂糖をたくさん入れて甘くして飲みます。

絵柄入りのガラスのマグカップがかわいいです。
去年の年号が入っていましたが・・・。




アイリッシュコーヒー
2€~

普通のコーヒーや、
レープクーヘンも一緒にあります。



焼きたてパン、フラムクーヘン
3€~4€

伝統的な釜を使ってその場で焼いています。
人気があるので週末は行列ができます。

フラムクーヘンは、フランス・アルザス地方の郷土料理。ピザのようなものです。
クーヘンという名前ですが、甘いケーキではありません。




ワッフル
1€~2€

粉砂糖だけのシンプルなものから
シロップ漬けのチェリーやイチゴ、生クリームのせも。



ウォームピロー
10€~22€
(トリアーでは)クリスマスマーケットでしか買えません。小石や種などが入った小さい袋をレンジやオーブンで加熱して使う半永久的に使える伝統的なエコカイロ。



ブラシ

テーブル掃除用(パンくずとか)や、化粧筆、靴ブラシなど様々なブラシが売っている。インテリア用としても良いくらい渋めでかっこいいです。





 その他にも、キノコ、ポテトのソテーや焼きソーセージ、量り売りのお菓子などの食べ物の屋台、おもちゃやマフラー・手袋、インテリア小物などのクリスマスプレゼント用(?)のお店、チャリティーの屋台など沢山あります。トリアーのクリスマスマーケットはスペースが狭い割りに小屋の数と観光客、地元民が多いので密度がかなり高いです。休日は駐車場が混みあうのと身動きが取りづらいので、早めの時間がいいかもしれません。街からルクセンブルグ側に少し行ったメッセパーク(見本市会場) にP+R (Park and Ride) があり、土曜日は10分に1本センターまでバスが出ているので、そちらの駐車場が便利です。ドイツ語、フランス語、英語が通じる屋台も多いです。
 あとわずかですが、是非楽しんでください。



おまけ;

この時期にパン屋でよく売られているのが、人の形をしたパンです。
名前は、Weihnachtman(= Nikolaus つまりサンタのこと)
キャンディを持っていたり、色々なバージョンがあります。

パンとして普通においしく、日本人好みのミルクパンです。









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