DIYer in ドイツ: 旅のお役立ち

2008/05/25

旅のお役立ち

 前回の記事から漏れてしまった、格安航空券とは関係のない私の個人的な旅行のヒント(?と言えるか分かりませんが)のようなものを書いておきます。大したものではございませんが、少しでも参考になれば幸いです。

スペインで買ったベルリンの折り畳み地図

 ベルリンで、とても役に立ったのが、写真(クリックすると大きくなります)の折り畳み式の地図です。これは少し前にバルセロナに行ったときにバルセロナ空港(ジローナやレウスじゃな いです)の本屋さんで見つけて買ったものなんですが、地図内は全て現地語で書かれています(凡例は現地語とスペイン語)。サイ ズは133mm×95mm×5mmという葉書くらいの大きさで、ポケットにすっぽり入ります。ちなみにお値段 4€ 。

 裏表紙には、近郊電車(S-Bahn)とメトロ(U-Bahn)。
 開くと左はポツダムの詳細地図、右はベルリンの全体図。
 さらに開くと、ベルリンの市街地の地図が出てきます。
 ポップアップで出てきた地図の裏には、ストリート名の一覧表と、美術館・劇場などの各スポットの一覧表が載っているので、通り名だけが分かっているときにも力を発揮します。

 さ らに面白いのが、地図中に色々な国の大使館が旗マークで載っています。他の国の大使館なんて関係ないと思うでしょうが、大使館の前に立っている国旗がとて も良い目印になります。道が分からなくなってしまったときや、バスに乗っているときなど、国旗が見えれば自分の現在位置が分かるというわけです。バルセロナの帰りの飛行機待ちで見つけたので、先に見つけていればと少し後悔(バルセロナは綺麗な碁盤目が多いので、地図を広げることもあまりなかったですが)しました。

 他の都市バージョンをドイツで探していますがまだ見つかりません。大都市の本屋ならあるのでしょうか?アマゾンでも扱いないので、出版社のホームページから ISBN を調べて本屋さんで注文しますか。

planopopout というシリーズです。
スペインの El pais aguilar という出版社のホームページ(スペイン語のみ)

 一緒にプラハも買ったので、次はプラハ!?


■優秀な折り畳み地図がなくても大丈夫!(矛盾してる?)

 知らない町をふらふら(ぷらぷら?)するのに、方位磁石があれば心強いです(地球の歩き方の物が一番コンパクトかな)。 ヨーロッパには、碁盤目の町は少なく、いわゆる中央に広場があって、そこから道が放射状に広がるといったタイプの都市計画が多いので、方位は大切です。道 を間違えないために曲がるときには方位磁石で必ず地図の方角と自分のいる道の方角を確認します。これで、ほぼ迷子にはなりません。陽のあるうちはいいです が、少し暗くなると方位が分かりづらくなり余計に不安になります。おひとりさま旅行でなくても、ひとつあると良いと思います。

 ドイツ国内であれば、Stadtplandienst.de (ドイツ語のみ)で 地図やルートをチェックすると便利です(トリアーは紫色でバスラインが書かれています)。ガイドブックの地図は欲しい所が切れていたり、日本語で建物名や ストリート名が書かれているので、読み方が分からないときには現地の看板などと照合しにくく、不便です。この地図は駅やポイントとなる建物が分かるのと、 地図自体が見やすい、好きな縮尺で好きな部分を印刷できるのが良いです。これを印刷して、必要な場所やルートを自分で書き込み、折りたたんでポケットに入 れておくと、旅先の道端で本を広げることも、大きな地図を広げることもありません。ブダペスト旅行でも同じような地図を印刷して持っていったことがあるの で、ドイツ以外でも同じサービスがあるのかもしれません。
 ※オーストリア版⇒ Stadtplandienst.at (ドイツ語のみ)
 これを印刷したものをベルリン地図と同じように折り畳んでワンタッチで開けるようにできたらベストですね。折り畳み方が分かれば、鬼に金棒(でもきっと特許とか取ってはるんでしょうね)。


■スーツケース・キャリー

 鉄道の旅には小型のソフトキャ リー(ポケット付き)が便利です。ガイドブック、地図、ペットボトル、折りたたみ傘など、キャリーに入れて持ち運ぶけど、取り出したいときにさっと取り出 せるというのがポイントです。ハードタイプだと、電車の中でキャリーバッグを広げられないので不便なんです。ソフトキャリーの方が軽いという利点もありま す。電車の旅は長時間(乗換も長時間)なので、ちょっと重いけど貴重品じゃないものを出し入れできるポケットがあればとても便利です(少しでも重いものは 手に持ちたくないだけです)。家族や夫婦で旅行するなら、ソフトとハードをひとつづつにして、壊れ物はハードキャリー、すぐに取り出したいものはソフトキャリーにと使い分けると便利ですね。またエレベーターやエスカレーターが全ての駅にあるわけではないので(あっても故障していたり)、電車の旅をするときには荷物を持って階段を昇り降りしたり、網棚に荷物を上げたりすることを考慮して荷物の大きさ・重さを決めた方が良いです。(リモワがBolero というシリーズで、ポリカのキャリーにナイロンのポケットが外側についたものを発売しています(→楽天で安く売ってる)。これはソフトとハードのいいとこ取り。デザインさえ気に入れば、相当便利だと思われます。ちなみにドイツでリモワを探すときは、RIMOWA [リモーヴァ] と発音しないと通じません。)
 また、格安エアラインでは預け入れ荷物は別に料金が発生しますので、機内持ち込みサイズ(大手航空会社より小さかったりするので確認してください)の小型キャリーのみで移動している人をよく見かけます。地球の歩き方の裏技サイトにも同じようにカバンの選び方が載っています。このサイトは旅行全般に役にたつのでおすすめです。他にも、【JTB】スタッフけんさくんは、JTBスタッフの口コミ情報が載っていて時々役に立ちます。

 
 みなさん、安全で良い旅を!!!

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