DIYer in ドイツ: バスに乗る~市内

2008/07/27

バスに乗る~市内

 トリアー市内+近郊の市バスは、"Verkehrsverbund Region Trier" 略して、 "VRT" が運営しています。

 他のヨーロッパの都市も同様に、前乗り、中・後降りで料金は前払いです。前の入口は左右に分かれており、定期などを持っていて切符を買う必要のない人は左、切符を買う人は右から乗ります。まず運転手さんに行き先を告げ、切符を買います。トリアー市内は4つのゾーンに分かれており、同じゾーン内だと、Preisstufe 1 、2つのゾーンにまたがれば Preisstufe 2 、3つなら Preisstufe 3 というように、ゾーンによって料金が変わります

 トリアーに来たばかりの頃は、地理も分からず、なんとなくバス停の場所は分かるけど、バス停名もゾーンも分からなくてバスに乗るのをためらっていました(行き先やゾーンを伝えないといけないというのがネックで・・・)。やむなく乗る場合には、バス停の名前を書いた紙を見せて切符を買い、運転手とバス停の看板が見える位置に座り、近づいてきたらあといくつ?と運転手さんに教えてもらうようにしていました。バス停名のアナウンスはありませんが、新しい車体のバスだと次のバス停名が表示されますので、安心です。

 1回券は、ゾーン1:1.7
  
 →VRT 料金表

 回数券は、4枚分印刷されており、4つに折り畳んで使うようになっています。この4つに折り畳んだものを運転手さんの後ろにあるオレンジ色の機械に差し込んで日時を印字します。2人で乗るときは、機械に2度差し込みます。(4-Fahrtenkarte, bitte.[フィーア ファーテンカルテ、ビッテ] で買えます。)


 この回数券があると、行き先を告げることなくふらっとバスに乗ることができるので大変便利ですし、4回分で特に期限もないので、使っている人が多いようです。そのほかにも週間券や月間券があり、これらも運転手から買うことができます。トリアー大の学生は学生証があれば無料で乗れますが、
学生証を忘れると、きちんと料金を取られます。とある女の子が学生証を忘れたと運転手さんに申告していたのですが、「僕は通してあげたいけど君が本当に学生かどうかも分からないから残念だけど無理。切符買ってね。(推測含む)」というような会話をしていました。その辺は厳しいです。
 ちなみに私の通っている語学コースは正規の学生でも職業訓練でもないので、通常の月間券や回数券しか買えません(でも学割を買えたという人もいます・・・。買う場所と係りの人によるのか、運が良かったのか、謎です)。


VRT のホームページ(ドイツ語英語

 VRT のホームページでは、バス停名はもちろん住所や主要な場所の名前から、時刻表やルート検索ができます。例えば家の住所を入れると家から近くのバス停までの徒歩でのルートからバスの通るルートまで丁寧に地図で表示してくれます。これのおかげでバスをよく利用するようになり、少し離れたレストランもお酒が飲めるようにと、マイカーやタクシーではなくバスでいくようになりました。18時を過ぎるとバスの番号が変わり、途端に本数が減りますが、深夜25時あたりまで運行しているので利用価値は多いにあります。時々同じ番号のバスでも2通りのルートを走ったり、同じルートでも途中からバスの番号が変わったりします。これらもまずホームページで、ルートと乗るバス番号・行き先を確認したほうが安心です。

 Google Map 上にもバス停の位置と行き先、VRT のホームページへのリンクが表示されており便利です。



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