DIYer in ドイツ: 洗濯する~洗剤・洗濯機

2008/07/16

洗濯する~洗剤・洗濯機

 ドイツ(ヨーロッパ?)はドラム式洗濯機が主流です。最初に買いに行ったときは、どれも格好よくて迷ってしまいました。乾燥機はコンビになっていたり、別に設置したりと様々ですが、うちは縮むのが嫌なので部屋干し(ベランダがないので)です。湿度が低いドイツですから割とすぐに乾きます。

洗濯洗剤の種類

 洗濯洗剤はスーパーやドラッグストアで買えるのですが、種類が多いので迷ってしまいます。最初の頃はなんとなくラベルの絵を見て買っていました。洗剤は粉、粉の固形、液体があります。どれでも同じだとは思いますが、液体の方が溶けやすそうだという理由で我が家は液体派です。

 総合洗剤(Vollwaschmittel)
    アルカリ性、漂白剤を含む、木綿白物に最適。
 色物洗剤(Feinwaschmittel)
    中性、漂白剤、蛍光剤を含まない。
    色物化繊に最適。
    ウールもOK。
 ウール用洗剤(Wollwaschmitell)
    中性、アンゴラや絹などのおしゃれ着に使用。

 柔軟剤(Weichspüler)
    日本よりは水が硬いので、
    柔軟剤を併用したほうが良いと思います。

 ポイント洗剤、スポット洗剤
    Yシャツの襟、袖などの汚れ用。
    イラストが分かりやすい。
    右の写真はPre Wash と英語で書かれている。
 
 洗剤の裏側の分量表を見ると、地域の水の硬度によって使用する洗剤の量が違っています。トリアーの水硬度(Wasser-härte)、2- weich です(水道水は余裕で飲めます)。超軟水ではないですが、下から2番目なのでそれほど硬水ではありません。パッケージにある一番少ない量で十分です。(トリアー以外の方は、場所名と"Wasser-härte"で検索してみてください。)


■洗濯機のモード

 洗濯機の洗濯モードが細かく分かれていますが、あまり使い分けてはいないです。30℃で洗うか60℃で洗うか、手洗いモードにするかというくらいの分類しかしていません。90℃の煮洗いは、赤ちゃん用衣類など熱殺菌したいときにしか使わないようです。
 我が家の洗濯機のドイツ語モード説明を例に挙げます。メーカーによって多少呼び名は違うと思いますが、おおまかに見てください。

 Vorwäsche 予洗い
 Hauptwäsche 本洗い 
 Spülen  すすぎ
 Schleudern 脱水 
 Abpumpen 排水 

 Kochwäsche 90℃の煮洗い  (殺菌用のモード)
 Buntwäsche 色物洗い (綿のタオル、シーツ、テーブルクロスなど)
 Pflegeleicht 化繊洗い (ポリエステルやナイロンの混合素材のブラウス、シャツなど)
 Feinwäsche おしゃれ着洗い  (カーディガン、スカート、シャツ、ブラウスなど)
 Mischwäsche 混合物洗い (通常の綿や合成繊維の洗濯物)
 Wolle ウール洗い (ウール素材)
 Handwäsche 手洗い (絹、ウールなど手洗いマークのあるもの)
 Dessous 下着洗い (下着、洗濯ネット併用)
 Schnelle Wäsche スピード洗い 

 洗剤投入口は、左(縦線2本)が本洗い用洗剤・染み抜き剤・カルキ除去剤、真ん中(お花マーク)が柔軟剤・液体洗濯糊、右(縦線1本)は予洗い用洗剤です。



■よく見かけるドイツ語単語

 Wolle ウール
 Baumwolle 綿
 Kaschmir カシミア
 Pflege = care
 Balsam 乳香
 fein = fine 細かい、繊細な
 Schutz = protection 保護、予防
 weich = soft、hart = hard 
 sanft = soft
 Wäsche 洗濯物、waschen 洗濯する

これらの単語は化粧品の表示などにも良く出てくるので覚えてもいいかもしれません。




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5 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

初めまして、こんにちは。
私はドイツ生活を始める際に、洗濯機を譲り受けて使っていました。

説明書が無く、洗剤投入口のマークがずっと謎のままどっちにも洗剤を投入して使っていましたが、謎が解けました!
ありがとうございました。

Shinagawa64_9 さんのコメント...

ももんさん、はじめまして。

説明書がないと謎ですよね。縦線やらお花マークとかどこまで共通なんでしょうか。でも、ドイツ人が日本の洗濯機を使えと言われたらもっと謎が多そうだなと最近思います。

ゆうあんみい さんのコメント...

はじめまして。夫の転勤で、ハンブルク在住となりました、新米主婦です。

過去の記事に質問ですみません!
こちらのサイトで洗剤の投入口の謎がとけました。

が、次には計量カップなどがないので、
どのように量をはかって入れれば良いやらわかりません。

粉洗剤と、液体、両方あります。
もし良い案があれば、教えてください。

Shinagawa64_9 さんのコメント...

ゆうあんみいさん、こんにちは。

私は液体洗剤しか使っていなかったのですが、液体洗剤の場合はキャップで量ります。粉洗剤の場合は、日本の洗剤みたいに計量スプーンはついてないのでしょうか。正解は分かりませんが、粉洗剤を入れるケースを買うと必ずといっていいほど計量スプーン(小さいスコップのようなもの)が入っていました。それを使うのではないでしょうか。

かわいい粉洗剤入れをドイツで買って、今日本で使っています:)計量スプーンは捨ててしまいましたが・・・。
ちなみに、計量カップは Messbecher と言います。

参考になれば幸いです。ハンブルク生活がんばってくださいね。

ゆうあんみい さんのコメント...

アドバイスありがとうございます!

粉洗剤のケースなるものがあるんですね。はい、探してみます。
計量カップ、買ってみました〜。お料理でも便利です♪

ブログ、大変たすかりましたぁ。

実は、これまでここに住んできた社員の方は(最大一年ですが)、代々、真ん中の投入口に洗剤を入れると引き継いでいたようで、、、

でも最初に水が通ってるのが左の口なので、絶対おかしいな〜と思い、こちらのブログにたどり着きました。

やはり間違いだとわかって感激!
危うく洗剤を最後にふりかけて終わり、という悲惨な衣類を着用するところでした。
おそろしい。。。

まだまだお世話になると思います。
不明なことがあったらまた質問させていただくかもしれません。ご帰国されているところすみません(><)