DIYer in ドイツ: Trier のホームセンター3

2008/05/17

Trier のホームセンター3

 前回(→Trier のホームセンター2)からの続きです。

バスルーム関係
  どこのホームセンターに行っても、存在感を放っているのが、バスタブコーナーです。大抵、壁に見本が垂直にディスプレイしてあり、その下に在庫が積まれて いるといった具合です。その周りには、トイレの便器や洗面ボウル、シャワーブースなどの見本が並んでいます。アパートだとさすがに水周りの交換はしないの かもしれませんが、HORN BACH に置いてあるハンズノートのような How to チラシには、洗面ボウルの交換やシャワーブースの取付などが載っていますので、DIYレベルの範囲内なんですね。

 Thomas ではバスルーム全体のモデルコーナーがいくつか入口に設置されており、そこでタオル掛けや水栓といった小物と合わせて展示されています。
  タオル掛け、トイレットペーパーホルダー、トイレ掃除ブラシなどが、デザイン統一されたシリーズでかなりの種類が売られており、バスルーム内の小物は同じ シリーズで揃えるというドイツ人のこだわりが伺えます(でも我が家はオーナーの趣味で統一されてしまっているので、バスルームの居心地はあまり良くないで す)。


 そして、前回にも載せた便器の蓋コーナーです。どこのホームセンターもこんな感じで、1枚20~40€程度で売っています。

 






■手工具
  売られている物自体は日本と変わりないですが、手工具で明らかに違うのは鋸切りですね。このグリップで真っ直ぐに切る自信はないですが、ちょっと使ってみ たいと思っています。しかし、鋸が違うのは有名ですから、私は日本で使っていた両刃鋸を持ってきました。旦那さんも日本から持ってきていたので、我が家の鋸が2本になってしまったのもあり、鋸だらけになるのも嫌だなあとちょっと買う気が出ないのです。鉋もありませんから、これも持ってきました。しばらく出してませんが、台が命の鉋もドイツの乾燥気候で縮んでいると思われます・・・。キッチンをちょっといじった時に面取りで使って以来、しまいっ放しです。
 水準器の種類も多いです。長いものでは2m。全てがプロ仕様で、素人というよりは子供用が少しあるという感じ。ドイツは、やる人とやらない人で二極化していて、ちょっとやるという中間の人がいないように思います。
 
  最初は家の内装が粗くて、ドイツ人はなんて大雑把なんだと思っていました。しかし、暇つぶしに家の壁や床に水準器を当ててみると、ぴったり。水平、垂直は 正確なんですね。見直しました、ドイツ人。しかししかし、断面では正確な我が家ですが、平面でみると大雑把。部屋が綺麗な長方形ではないんですね。フロー リングやタイルの壁際の納まりが・・・・。タイル割りなんてこちらでは皆無(中心からではなく、端から追っていくので、必ず反対側の端は小さい端物が入る、しかもばちってる=まっすぐでない)ですから、気になって仕方ないですね。旅行に行ってもホテルの部屋はそんなのばかりなので、日本の職人さんで偉いよなあと思います。でもこの間ベルリンで初めて泊まった5ツ星ホテルでバスルームのタイルが綺麗に割れてた!さすが5ツ星と変なところに感動してしまいま した。

 →次回()へ続く。

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