DIYer in ドイツ: ネジ・ビスを買う

2008/06/08

ネジ・ビスを買う

 前回はドイツでよく見るネジ・ビスの種類について書きました。今回は、ネジ・ビスの量り売りなどの買い方について書こうと思います。10本以上、同じビスが必要であれば、小さいケースから大きいケースまで売っていますので、ケース毎買えば簡単です。しかし、ケースで必要になるときはそう多くはありません。大抵のホームセンターでは、バラ売りしているので、1本から買うことができます。


 通常はケースの横や下にバラ売り用の箱があり(左写真)、ビスの番号や金額を記入する紙と鉛筆、ビニール袋が柱に吊るしてあるか、記入台に置いてある(右写真)ので、自分でビスの種類番号・本数・個数・金額などを記入してレジに持って行きます。この方式を取っているのが、hela、Thomas、Praktikar (ネジ・ナット類のみ)です。


ネジ・ビス・フィッシャーのパック売り(Praktikar)









 Praktikar では、ビスは1本から買うことができません。しかし、パック詰め放題という面白い売り方をしています。透明プラスチックのパックが大と小の2種類用意されており、上の写真のような青いケースの中から好きなものを好きなだけ詰めて良いというルールです。小さいパックで、2.5€、大きいもので、4€です。この良いところはフィッシャーと呼ばれるアンカーもパックに一緒に詰められる点です。フィッシャーのバラ売りをしているところは他になく、ケース売りしかありません。パックを満杯にするには意外と大変ですが、自分の必要なもの以外でとりあえず全種類2本ずつくらい入れておくと、いざというときに便利です。


金物量り売り(HORNBACH)

 HORNBACHでは、ネジ・ビスに限らず全ての金物(ヒートンやS環なども)が1本・1個から買うことができますが、前述のバラ売りと違うのは、量り売りということです。写真では見づらいですが、全ての金物のケースの前面には、アルファベット1文字と3桁の数字が書いてあり、背面にサイズが表記してあります。

 
買い方は、スーパーの野菜コーナーと同じです。まず、好きなものを柱に吊るしてあるジップロックに入れます(1種類で1袋)。次に、ケース前面のアルファベットと数字を覚えます。
袋を金物コーナーの中心にある量りに載せます。そして先ほど覚えたアルファベットと数字を入力すると、シールが出てきます。そのシールを袋に貼ってレジに持って行きます。とても簡単ですし、量りの上に写真で手順を説明してありますので、見ながらやると安心です。自分で紙に書くことや、10本くらい買うときは本数をいちいち数える必要がないので楽チンです。









(左:バラ売りネジ、中央:量り、右:量り売りシール)



 各ホームセンターで少しずつ扱っているネジやビスが違うので、希望するものが無いときは諦めずに違うホームセンターに行ってみてください(近いですし)。上の写真のシールのように、3x20の小さいビスを探していて、1種類しかないので迷わず買ったら、トルクスビスでした。後日、他のホームセンターに行くと、同じサイズでポジやフィリップスビスが置いてありました。ビス1本のために、ホームセンターをはしごするなんて面倒ですが、ドイツ観察と思えば楽しくなりますよ。


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