前回のサバイバルドイツ語1は必須10フレーズでしたが、今回はご主人には必要なくても主婦には必要な会話、スーパー編です。スーパーでは日本と同じように欲しいものをカゴに入れて、レジに持っていって、レジに表示される金額を払えばいいのですから、極端に言えば全く言葉を発しなくとも買い物ができます。しかし日本と違うのは、デパ地下のようにハム・チーズ・肉がショーケースに並んでおり、好きなものを好きなだけ買うことができます(もちろんパック売りもあります)。ハムやチーズの種類は、沢山あるので、いろんなものをちょっとづつ、という買い方もできます。たまに全種類1枚ずつというハムの買い方をしている人にも出会います。私も時々ですが、2枚ずつや4枚ずつという買い方をして、自己満足ですがきっちり枚数が割り切れるとスッキリした気分になります。
というわけで、今回はスーパーに限らず量り売りの買い方編です。お惣菜屋さんでも使えますよ。
ハム Schinken [シンケン]
チーズ Käse [ケーゼ]
肉 Fleisch [フライシュ]
ソーセージ Wurst [ヴルスト]
一応載せてみましたが、この4つのドイツ語名称は別に覚えなくてもいいと思います。(ショーケースの中を見たら分かるし・・・。多分、この4つはそのうち勝手に記憶されます。役立つのは、サンドイッチの中身とかレストランのメニューくらい)。スーパーに行くときに覚えておきたいのは、次の数字や単位です。
コレを100gください。
(Ich möchte) ein hundart gram von hier, bitte.
[(イッヒ メヒテ) アイン フンダート グラム フォン ヒーア、ビッテ]
コレを4切れください。
(Ich möchte) vier Stück von hier, bitte.
[(イッヒ メヒテ) フィーア シュトゥック フォン ヒーア、ビッテ]
コレを2枚と、コレを3枚ください。
(Ich möchte) zwei Scheiben von hier und drei Scheiben von hier, bitte.
[(イッヒ メヒテ) ツヴァイ シャイベン フォン ヒーア ウント ドライ シャイベン フォン ヒーア、ビッテ]
(イッヒ メヒテ)は省略しても構いません。数字と単位を色分けしましたが、要は数字や単位を好きなように言って、指で指しながら [フォン ヒーア] と言えばいいのです。そして、最後にお決まりの ビッテ です。単位は意外と重要で、100gの言い方を知らなかった時に、一切れ欲しくて「ein」 とだけ言ったところ、「1kg?」と聞き返されました。笑い話みたいですが、ドイツでは1切れより、1kg買うほうが普通のようです。うちの旦那さんは、海外出張に行くときは現地のスーパーでお惣菜が買えるように、100gの現地語を最初に覚えるようです。
単位ですが、英語の piece と slice にあたる言葉があります。肉・ソーセージなどは Stück [シュトゥック]= piece 、ハムやチーズは Scheiben [シャイベン] = slice、です。塊で置いてある、チーズやハムもScheiben [シャイベン]を使ってオーダーすれば当然切ってくれます。ジェスチャーで切る真似をして、cut を連発したこともありましたが、シャイベンで解決です。
この後に、「他にも何かありますか?」というようなこと(雰囲気で分かる)を言われますので、終わりの時はこのように言いましょう。
いいえ、全部です。
Nein, alles.
[ナイン、アレス]
そして最後にダンケとチュースを言って、おしまいです。
ありがとう、バイバイ。
Danke, tschüß.
[ダンケ、チュース]
包んでもらったものは、他のものと同じようにレジで精算です。プラスチックパックは環境に良くないのと、チーズなどはその場で切ってもらえるので、パック売りより、ショーケース売りの方が人気があるように思います。ドイツに来た当初、家に引きこもっていたため、唯一の会話がこのショーケース係りのおばさん相手でした。ドイツ人は愛想がないと言われますが、ショーケース係りのおばさんはとっても雰囲気のいい人ばかりです。ぶっきらぼうな若い店員のファーストフードより、精神的ダメージが少なくドイツ語の練習ができますよ。
■ドイツ語の数字
よく使う数字を覚えておくとよいでしょう。(家族の人数とか、、、)
1 ・・・・ ein [アイン]
2 ・・・・ zwei [ツヴァイ]
3 ・・・・ drei [ドライ]
4 ・・・・ vier [フィーア]
5 ・・・・ fünf [フュンフ]
6 ・・・・ sechs [ゼクス]
7 ・・・・ sieben [ジーベン]
8 ・・・・ acht [アハト]
9 ・・・・ neun [ノイン]
10 ・・・ zehn [ツェーン]
100 ・・ hundert [フンダート]
ドイツ語は基本的にローマ字読みなので、商品の名前が分かれば、ローマ字読みしてみてください。大抵通じます。しかし、ローマ字読み発音の例外(ei → アイと読むetc)もあります。詳しく知りたい方、もっとドイツ語を知りたくなった方は、このサイトが初心者に分かりやすくてお勧めです。
ドイツ語コム~ドイツ語を学ぼう
次回は、お肉の部位のドイツ語について書こうと思います。
2008/05/09
スーパー量り売り~サバイバルドイツ語2
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