DIYer in ドイツ: 必須10単語~サバイバルドイツ語1

2008/04/13

必須10単語~サバイバルドイツ語1

 トリアーに住むからには、ドイツ語ができないと生活できないと思っていませんか?確かに他のドイツの都市に比べて結構な割合で英語が通じません。そういう訳で、少しはドイツ語が必要です。手始めにいろんなサイトや教科書、ガイドブック、電子辞書のミニ会話集などなど、「これだけは覚えよう」とか「生活で役にたつ文例集」にチャレンジしますが、ドイツ語初心者には覚えられません。量がありすぎて、どこにポイントを絞って覚えればいいのか分からなくなって混乱してしまいます。例えば、私の旦那さん(職場では英語、ドイツ語を使うのはスーパーや飲食店でのちょっとした会話のみ)のような方は、ここに挙げる10単語・フレーズだけで生きていけます。ドイツ語をきちんと習得したい方は抜きにして、ちょっとドイツへ旅行や出張で来た人にとってもサバイバルできる私の独断のセレクト10フレーズ(フレーズまでいかない)です。私も、ドイツ語を習っていても実際に(人と会わない)日常生活の中でしゃべるのは10~20単語くらいです。

■勝手にセレクト、10フレーズ

1. Ja / Nein [ヤー / ナイン] (=yes/no)
   基本中の基本です。英語で"yes/no"でも通じますが・・・。

2. Guten tag. [グーテン ターク] (=Good afternoon.)
   お店に入るときや、スーパーのレジで必ず挨拶されます。お客さんも同じように挨拶します。朝は"Guten Morgen."[グーテン モルゲン]や、夕方の"Guten Abend."[グーテン アーベント]もあります。

3. Danke [ダンケ] (=thanks)
   ドアを開けて待っててくれたり、荷物を持ってくれたり・・・、とにかくよく使います。丁寧な言い方は、"Danke schön."[ダンケシェーン]です。

4. Bitte [ビッテ] (=please他)
   よく使います。これで注文はOKです。「どういたしまして」の意味でも使います。「これください。」は、"Das, bitte."でOK。"Ich nehme das."[イッヒ ネーメ ダス] (=I'll take this.)もあります。

5. Tschüß [チュース] (=bye)
   カジュアルな表現ですが、ほとんどの人、お店で使います。お店を出るときやレジを去るときに使います。トリアーだけだそうですが、Tschöh[ュー]とも言うそうです。伊語の"ciao"もよく聞きます。

6. Einmal ○○, bitte. [アインマール ○○ ビッテ] (=one ○○, please.)
   "-mal"というのは、~個や~つ、~回という意味で何にでも使えます。ドイツ語は名詞が男性・女性・中性と分かれていて、名詞の性によって前につく数字の1が、einen, eine, einと変わるのですが、"-mal"を使えば全部一緒なので、これさえ覚えればOKです。ちなみに2個は"zweimal"[ツヴァイマール]。"Noch einmal, bitte."[ノッホ アインマール、ビッテ]は「もう1個ください。/もう一回言ってください。」になります。
   ○○に入るのは、コーヒーはカフェ、紅茶はテー、ビールはビアー、ワインはヴァイン、水はヴァッサー、アイスはアイスetc・・・かなり簡単。

7. Zahlen, bitte. [ツァーレン、ビッテ] (=payment please.)※直訳するとこうなる
   英語の「bill please.」の"bill"(請求書)にあたるのは"Rechnung"[レヒヌング]なので、"Rechnung bitte."と書いてある本も多いのですが、"Zahlen, bitte."の方がよく使われています。(地域で違うのかな?)"Zahlen"は直訳すると支払いです。右手で文字を書くジェスチャーでも通じます。このジェスチャーが一番便利かも。

8. Wo ist hier? [ヴォー イスト ヒーア?] (=Where is here?)
   英語と似てますね。Wo?さえ覚えておけば、場所が聞けます。"hier"の部分を色々入れ替えて、トイレッテ(トイレ)、バンク、ポスト(郵便局)、レストラン・・・ほとんど英語と同じです。スーパーやデパートで売場の場所を知りたいときにも使えます。大抵身振りつきで教えてくれるので、おおよその方角さえ分かれば、何人かの人に同じように聞いていけば、目的地にたどり着けます。紙に書いた駅名や住所などを見せながら、Wo?と聞けばバッチリです。
   hierはココという意味以外にも、コレという意味で使えます。チーズやハム、パンなどショーケースの中のものを買いたいときは、"Einmal hier, bitte."と指差しながら言うと通じます。

9. Ich möchte ~. [イッヒ メヒテ ~] (=I'd like to ~.)
  「~したいのですが。」という意味で、本来はこのあとに細々説明が続いたり、動詞がきたりします。とりあえずイッヒ メヒテまで言って、後はジェスチャーや間を空けて英語や単語を言えば、(この人何かしたいんだな)となんとか通じます。

10. Was kostet das? [ヴァス コステット ダス?] (=How much is this?)
  大抵値札があったりして、困ることはあまりありませんが、広場の市や小さいお店で値段が分からないときに使います。いくら田舎でも"How much?"くらい通じるだろうと思ったら、通じなかったことがありました。それからドイツ語で聞くようになりました。数字は聞き取れないので、紙に書いてもらう(紙とペン+書くジェスチャー+"bitte.")かレジで聞くとバーコードを読んでレジに表示して見せてくれます。


 すでに3-4つ知ってるよ、とか簡単すぎて全部分かるという方は、なんの不自由なくトリアーで生きていけます。ややこしい会話は英語が出来る店員さんを見つけてからでOKです。どこのお店にも探せば一人は英語がしゃべれる人がいます。なんとなく店員さんの3割くらいかな?お互いに英語が母国語じゃないので話やすいです。ちなみにEnglichはEnglisch[エングリッシュ]です。ドイツ語の基本、THEローマ字読み。あとは笑顔と魂で乗り切れる!?

1 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

5. ciao ciao [チャオ・チャオ] と二語続けてもよく言いますね。