DIYer in ドイツ: 08/08/01 - 08/09/01

2008/08/26

バスに乗る~ルクセンブルグへ

 トリアーはルクセンブルグとの国境沿いの小さな町です。ルクセンブルグとの距離は約50km。車でルクセンブルグのセンターまで1時間弱です。 地価や給料の高いルクセンブルグで働いて、物価の安いトリアーに住む人は年々増えています。そんなルクセンブルグへの通勤者の足となっているのが、ルクセンブルグのLe RGTR という公共の長距離バス(118番)です。トリアー中央駅からルクセンブルグ中央駅まで鉄道が走っていますが、トリアーの街と違って、ルクセンブルグは鉄道駅と街のセンターが約1.5km離れているので、遊びに行くのも通勤もセンターに直接行ってくれるバスの方が安くて便利です。


停留所とルート

 118番ルクセンブルグ行きのバスはトリアーの停留所 Theodor-Heuss Allee というポルタニグラの少し北東のSpar Kasse という銀行の前のバス停から出発します(トリアーマップに載ってます)。写真の3匹の豚と若者の像が目印です。ちなみに、バス停にはこの118番線の案内は一切ありません(ルクセンブルグの会社だから?)。というわけで、ルクセンブルグの方に教えてもらうまでは、このバスの存在を知りませんでした。時刻表を確認して、その時間にこの豚の前にいれば、118番バスがやってきます。
 ルクセンブルグからのバスは中央の緑道を挟んだ薬局(Apotheke)の前の Christophstrasse という停留所に停まります。


 トリアーを出ると、メッセのP+R(パーク・アンド・ライド)や Wasserbillig のP+R、 Kirschberg を通って、センターのバスターミナル Hamilius に到着します。その後、C.H.L.(中央病院)まで運行しています。
 写真:トリアー行きのルクセンブルグ Hamilius 8番乗場(ターミナルの端)

 P+Rまで自家用車で来てそこからバスというスタイルの人もたくさん見受けられます。確かに1人でマイカーに乗っていくガソリン代を計算したら、断然バスが安いです(定期券なら尚更)。ちなみにP+Rは、公共交通機関の駅と駐車場が隣接している場所です。多くは駐車料が無料や割安だったりして、いろんな都市で見られます。車社会の中でも公共交通機関をうまく利用できるように配慮されていて、とても使いやすくなっています。

 Le RGTR (Régime général des transports routiers) のホームページ

 時刻表はこちら

 トリアーからルクセンブルグへの通勤者が主要な客層なので、トリアー発の朝とルクセンブルグ発の夕方は15分間隔で運行しています。それ以外の時間帯は、2時間間隔の運行です。2008年5月に増発されました。 補足ですが、月曜から金曜までしか運行していません(フランス語を読めなかったために、知らずに土曜にバス停で待ってしまったことがありました)。

※土曜日は3時間に1本の間隔で運行しているようです。時刻表の"lu-sa"とあるのが、月曜~土曜運行です。日曜は全く運行していません。(2008.12.追加)


(謎の多い)料金

 料金ですが、ホームページを見ると、国境超えルートのルクセンブルグ~トリアー往復(同日)鉄道(CFL)は 8.4€ 、バス(RGTR)118番は 6.0€ となっています。
 ちなみに鉄道でルクセンブルグに行く場合は、ドイツ鉄道(DB)の料金なので、片道14.7€ で往復割引はありません(早割などは別)。帰りはルクセンブルグの駅で切符を買ったほうが少し安上がりです。その代わり(?)DBには週末用のSaar-Lor-Lux Ticket があります。

 ここからは、私の体験談&人から聞いた話です。

1度目(トリアー朝発):片道で大人1枚と言ったら、1.5€ x2(ドイツとルクセンブルグ各々で1.5€必要)で 3€ という説明をされました。 そのときもらった券が右上の写真です。
ルクセンブルグのバスは2時間まで1.5€ なので、なんとなく納得です。

2度目(トリアー朝発):往復と言ったら、4€ で渡されたのが OEKO-BILLJEE と書かれたチケットと領収書。何だろうと思ってよく見ると、このチケットは下に TAGESKARTE (=1日券) とドイツ語で書かれていたので、その後ルクセンブルグの市内バスでも使えました。帰りもこの券を運転手に見せればOKでした。

 その後、人から聞いた話では、ルクセンブルグから1.5€ の回数券が使えるという情報と、トリアーから夕方ルクセンブルグに戻るときも1.5€ だったという情報をもらい、この料金の謎が深まるばかり。。。ドイツの取り分は何処へ・・・?

3度目(トリアー朝発):往復と言ったら、6€ と運転手。「つい2週間前は4€ でルクセンブルグの1日券を買って往復したよ」と言ったら、「なんだ、1日券が欲しいのか、じゃあ7€ ね」。違うと言ったら、ドイツ語の数字が分かっていないと思われ、丁寧に指を使って7 と説明されました。すると前にいたおじさんが、「ルクセンブルグ分は1日券で4€ 、ドイツ分は往復で3€ だから計算あってるよ。」と説明してくれました。多分、おじさんが正解。しかし、7€ でルクセンブルグ1日券をくれたけど、「帰りはこれで乗れるからね」って復路のドイツ分1.5€ は何処へ行ったの?

 おそらく、ホームページの往復(?)6€ が正解です。あとは運転手次第(こういう事には慣れっこです)。6€ 以下ならラッキー。6€ 以上なら文句を言いましょう。この辺りでぼったくられることはないと思いますけど。

 ちなみにこの1日券(回数券も同様)ですが、市内バス AVL(Les Autobus de la Ville de Luxembourg)、鉄道 CFL(Chemins de Fer Luxembourgeois) 、長距離バス RGTR (Régime général des transports routiers)、トラム?TICE(Syndicat des Tramways Intercommunaux du Canton d'Esch) で使えます。


AVL ホームページ (フランス語のみ)
http://www.vdl.lu/Environnement+et+mobilité-p-641223/Autobus.html

ルクセンブルグの時刻表検索(このページのみ、フランス語、ドイツ語、英語)
http://mobiliteitszentral.hafas.de/hafas/query.exe/en?
↑これはわりと便利です。




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2008/08/18

バックナンバー分類早見表

 サイドメニューの "Back Number" が増えてきたので、カテゴリーごとに見やすく分類してみました。記事はラベル分けしていますが、いまいち整理しきれていません。トリアーでのとりあえずの生活に必要そうな情報は、"生活" ラベルを貼ってますので、そちらも参考にしてみてください。

 この表は、随時更新します。


■住まい・DIY
 
ドイツ(トリアー)の住宅事情玄関の鍵交換
壁を塗る改装自由なアパート~密着!初めての同棲
ネジ・ビスの種類ネジ・ビスを買うホームセンター1
キッチンの基礎知識洗濯機をキッチンに設置する
キッチンのスッキリデザイン


■家事・生活
 
ゴミの分別と出し方瓶・ペットボトルのデポジット
洗濯する食洗機の洗剤+αシャンプーなどを買う~化粧品も
オーブンを使う
ゴミ収集車


■買い物
 
スーパーマーケットホームセンター1
瓶・ペットボトルのデポジット日曜日の買い物
日本食材をアジアンショップで買う
ヨーロッパ野菜/返品する/便利な通販サイト


■交通
 
バス(市内)バス(ルクセンブルグ行)バス(空港行)
格安航空券で旅する


■旅行
 
旅のお役立ち格安航空券で旅する
パックツアー(チュニジア)1
バス(空港行)


■サバイバルドイツ語
 
必須10単語スーパー量り売りレストランアイスクリーム肉・魚/返品する
ヨーロッパ野菜


■料理・食材
 
和食で外国人をおもてなししいたけとしめじ
日本食材をアジアンショップで買うヨーロッパ野菜
クルミの割り方


■娯楽・その他
 
改装自由なアパート~TV:密着!初めての同棲
宅配レンタルDVD @Amazon.de(LOVEFilM)
クリスマスマーケット



2008/08/16

キッチンのスッキリデザイン

 前回前々回とキッチンについて書きましたが、今回はおまけ3本立て。

 ドイツのキッチンがすっきり綺麗に見える理由を少しレポートします。


■おまけ1~レンジフード
 













 レンジフードはどこ?という感じで、使わない時は存在が消えています。最初はスイッチがどこにあるかすらわかりませんでした。独立型のレンジフードもよく見かけます。

 ちなみに、レンジフードのダクト径は、125mmΦ もしくは、220 x 54mm の角型(日本は150mmΦ )。持っては帰れないですね。

 引き出してから、スイッチ&電灯オン。

 スイッチは、上面です。音がうるさいのは日本のと同じ・・・。


おまけ2~冷蔵庫

 冷蔵庫も同じ規格のキャビネットに入れることができます。もちろん、大型で単独で置くタイプのものも売っていますが、すっきり見せるために同素材のキャビネットにする家庭が多いようです。どれが冷蔵庫でしょう?右側です。左の奥はただの収納。
 上半分が冷蔵庫。霜取りの機能は残念ながらありません。下の小さいのが冷凍庫で、3段の引き出し式です。冷凍庫がもっと小さい家庭もあるようで、我が家はまだ余裕がある方らしいです。スーパーでの平均買物量に反して、ドイツの冷蔵庫は意外にコンパクト。寒いからか、地下室があるからか、飲み物を冷やさないからかな?


■おまけ3~大きめシンク

  旦那さんの同僚の方のお宅のキッチンで、ドイツに来て初めて大きめシンクを発見!ちなみにホームセンター HORNBACH で購入された模様。奥様も、こんな大きなシンクは初めて見たけど、とても使いやすくて大満足だそうです。キッチンがない頃は、近所で外食してたけど、おかげで色んなレストランを試せて良かったわという何とも前向きなご意見まで聞けて、賃貸でも好きなキッチンを入れられるドイツの良さを感じました。





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2008/08/10

洗濯機をキッチンに設置する





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 前回、ドイツのキッチンの構造について書きました。キャビネットも電化製品も規格が統一されているので、キャビネット→洗濯機という変更も簡単にできます。そうはいっても、食洗機や洗濯機のインストールには、電気と給排水が付いてきます。電気はコンセントを挿すだけなので、何の問題もありませんが、問題は給排水です。日本での洗濯機の給排水接続はとても簡単です。なにしろ、洗濯機用の蛇口と排水口がありますから。しかし、キッチンに設置するとなると、給水と排水はそれぞれ1箇所なので、給水の分岐と排水の合流が必須となります。既に食洗機のために給排水共2股に分かれている所を3股にすれば良いのです。洗濯機を設置するだけでわざわざ人を呼ぶのも何だし、いい加減な業者がホースを止め忘れて水浸しになったという話も聞いたので、自分達でインストールすることにしました。


■給水分岐

 既に給水は水栓と食洗機の二股に分岐されていました。そこを今回洗濯機のために三股に分岐しないといけません。食洗機への給水栓側に二股分岐パーツをいれることにしました。ホームセンターの給水分岐パーツコーナーで、雄雌とサイズをよく確認して買いましょう。(2軒はしごして、見つけました。)

 止水栓を閉め、分岐パーツと食洗機と洗濯機の給水ホースを接続します。シールテープを巻いて接続しましたが、何度シールテープを巻き直しても漏れてしまいました。何かが足りないのか違っているようで、旦那さんが設備フォーラムで調べたら、どうやら平行ネジにはパッキンが必要らしいということが分かりました。

 翌日パッキンを何種類か購入し、再挑戦。

 今度は漏れることなく、成功です!


サイズ表記について

 インチで表記されているものがほとんどですが、水栓の給水栓は"10mm" や "12mm" とミリ表示されているものがあります。

 洗濯機の給水栓(Wasserhahn)は、3/4 Zoll つまり呼び径3/4インチでした(説明書に表記あり。他メーカーも同じ?)。

3/8インチ(10mm)、1/2インチ(≒13mm)3/4インチ(≒20mm)・・・とサイズがあります。呼び径=内径だと思いますが、正確には分かりません。



排水合流接続

 まずは洗濯機の排水ホースルートの確保のため、ホールソーを買ってきて穴を開けようとしたら、ホールソーが全く使い物になりません。結局、箱を動かしてのこぎりで開口をあけました(600x600x850の空間に入ってのこぎりを使うのはとても大変でした・・・)。

 排水の接続パーツはホームセンターでセットになって説明絵柄つきで売っており、組み立て見本もおいてあります。地震がないのもあるのか、壁に出ている排水管に無理やり差し込んでいるだけ(まっすぐでない)の接続もよく見ます。排水ホースはホースバンドで止めるだけです。

 どうせなら全部の排水パーツを新しくしようということで、シンクから排水口まで全て解体。もちろん、デジカメで記録を残しながら。案の定、トラップを外したら、異臭が・・・。まあ、予想通りの汚さでした。

 新しい排水合流パーツを組み立て、接続してみました。右の写真のように両側から食洗機と洗濯機の排水が合流するタイプのものを選びました。お互いに逆流しないように、管の中心に仕切り板が入っています。ちなみにシンク真下で合流しているのは、オーバーフローです。

 そして試運転。排水が始まったら、台所のシンクに逆流して湧き水のように排水が上がってくるではありませんか。しかもシンク下のパッキンから漏れてくる。作戦変更です。

 次に見つけてきたのは、主管に入る手前で食洗機と洗濯機が合流するタイプ。ホームセンターの店員さん(英語しゃべれた!)に事情を話してお勧めしてもらったのがこれです。

 シンク下のパッキンも違う形のものに変えて再挑戦。今度は漏れはなくなりましたが、まだ逆流します。しかし、前よりは逆流する水量が減っています。多少は改善されているようです。何故逆流が起きるかというと、ドイツの洗濯機・食洗機には全て排水ポンプがついているので流速がかなり早いのです。日本の洗濯機は真下に排水するので、重力に頼れますが、こちらでは排水管の高さ(最高1mまで)が高いので、ポンプが必要になってくるのでしょう。流速が早いのが原因と思われるので、ホースを2m延長してみたところスムーズに排水されました。あまり延長すると今度は排水ポンプに負荷がかかるので、ギリギリの所でしょうか。

 これで、再度1日中監視しながら運転です。水周りの DIY は、念には念を入れないと大変なことになりますからね。

 この洗濯機が 70kg ほどあってかなり重い。キッチンの片隅に置いて接続したりしていましたが、私では動かせない・・・。旦那さんでも動かせるのか心配でしたが、タイミング良くリース家具屋の屈強なおじさんが来たので、ついでに動かしてもらって、あっさり解決しました。見てるととても軽そうに見えたのは気のせい・・・。

 完成しても心配だったのが、洗濯機と壁、キャビネットの隙間が各々 1cm ということでした。パワフルなドラム式洗濯機がぶつからないかと心配でしたが、さすがの 70kg の安定感で問題なしです。

 (写真:完成した給水分岐と排水合流)


 後日、元々ここに入っていたキャビネットを背中側に移動して天板を設置して、キッチンはとりあえず完成しました。


 ↓ちなみに我が家の洗濯機。近くの電気屋さんでセールしていたのに、アマゾンの方が 60€ も安い・・・。ちょっと悔しいですが、これをきっかけに、電化製品はアマゾンで買うようになりました。



 次回は少しだけ、おまけの話を。


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2008/08/02

キッチンの基礎知識

 日本のシステムキッチンもある程度は規格が決まっていますが、ディティールはメーカーによって違ったり、天板とシンクは工場で一体化して作っていたりするので、全てを現場で組み立てて作るドイツのキッチンとは構造が多少異なります。
 ドイツのキッチンに関する規格は統一されており、色々な棚ユニットや電化製品(オーブンや食洗機、洗濯機、冷蔵庫など)を自分の好き なように組み合わせて作ります。自分で選ぶのが面倒くさい人には、セットになったものも豊富にありますし、キッチン専門店に行って、日本と同じようにレイアウトから扉の面材や天板の種類、取っ手や水栓、コンロやオーブン、シンクなどフルオーダーメイドすることもできます。DIY で安くあげたい人は、ホームセンターなどで材料を買って組み立てることもできますし、家具屋やホームセンターでセットになっているものを安く購入し、組み立てを自分でやるという方法もあります。何しろドイツは人件費が高いので、職人を呼ぶと何事でも高くつきます。2000€のキッチンセットを買って、職人を呼ぶとさらに2000€という噂も聞きます。

 毎週キッチンのチラシがどさっと入るのですが、家具屋、ホームセンター、キッチン専門店など、この小さな町で競合しないのかと心配になるほど、至るところでキッチンセットが売られています。ちなみに造りつけのシステムキッチンは、Einbauküche と言います。

 (写真:前の住人から買い取った中古のキッチンセット。前面にはオーブンと食洗機、背面は冷蔵庫と収納と至って普通。)


■キッチンの構造


 その他のキッチンに関するドイツ語;

 電子レンジ Mikrowelle
 冷蔵庫 Kühlschrank
 取っ手 Griff
 つまみ  Knopf
 引き出し Schublade
 扉 Tür

 上のイラスト(クリックで大きくなります)は、我が家のキッチンの図です。イラストを見て分かるように、組み合わせは非常に簡単・単純です。例えば、IKEA のキッチンのページを見ても分かるように、自分で欲しいものをパズルのように組み合わせていけばいいのです(日本の IKEA でも販売されているようです)。

 天板は、奥行き:600mm(稀に700。この場合でも収納スペースは奥行き600) 、幅:3000mm、厚さ:40mm と統一された規格でホームセンターで売られています。これを自分のキッチンスペースの長さにカットしてもらうのです。オーブン、食洗機、洗濯機は全て有効幅 600mm × 高さ 850mm のスペースに納まるサイズになっており、600の倍数+端数はオープン棚などで埋めるというのがレイアウトの主流のようです。収納キャビネット(幅300/450/500/600/1000×奥行き600)、オーブン+IHコンロ(幅570~580)、 食器洗浄機(幅570~580)、 洗濯機(幅570~580) が主な規格寸法です。

 我が家のキッチンは、前の住人から買い取ったものなのですが、洗濯機をどうしてもキッチンに置きたくて、一番右にあった収納箱を抜き取り(右写真)、そこに洗濯機を入れました。

 話はそれますが、ドイツの住宅では地下に共同の洗濯機置場があるアパートが多いです。うちもそうなのですが、地下の入口へは一度中庭に出てから入るので、雨の日や冬の朝は辛すぎるのでキッチンに入れることにしました。不動産巡りをしていたときは結構地下洗濯機のご家庭は多かったのですが、うちは5軒中1軒しか地下に洗濯機をおいていません。やはり、このアクセス方法が原因でしょう。


キッチンの組み立て方法

1.収納箱、オーブンの脚(底脚が必要)を組み立てて並べる。
  箱が横に並ぶ場合は、左右をビスで1-2箇所連結する。
2.箱の上端が水平になるように水準器を使ってチェックしながら、
  収納箱の脚の高さを調節する。
3.オーブン、食洗機、洗濯機を設置する。
  コードや給排水ホースをコンセントや排水位置まで引っ張っておく。
4.天板を載せて、収納キャビネットとビスで留める。
5.コンロ、シンクを設置する。
6.水栓を設置し、給排水を接続する。
7.水返し(バックガード)をつける。
8.幅木をつけて、完成。


 単純に箱を並べて、天板を置いて、所々ビス留めしてあるだけなので、収納箱を外すのも反対の手順で、簡単に外せました(地震がないので、床や壁に固定されてはいません)。
 まず幅木を外して(箱の脚にワンタッチで取り付けてあります。箱の下から外します)、箱内側の側面2箇所、上面2箇所のビスを外して(日本みたいに化粧用のビスキャップやシールなんてありません)、引き抜くだけです。右端の箱を抜いたので、念のためにL字金物で2箇所、壁に天板を固定させました。この空いたスペースに洗濯機を入れました。
 そして抜いた収納箱は、背面の空きスペースに置き、反対側に木材で作った脚(壁と同じペンキで塗装)をつけ、天板を載せて作業台を拡張しました。あいにく既存の天板と同じ柄の天板素材が見つからず、似たような柄のもので代用したので、色の違いが気になります。


 ホームセンターの天板コーナーには同柄の水返し(バックガード)が売っています。このバックガードが天板より高いのが不思議です。天板が安いだけかもしれませんが。ちなみに天板は集成木材にプリントラミネート加工してあります。シンクやコンロの大きさ・位置などを図面を添えて出せばホームセンターで加工してもらえます。

 このように、箱を一つだけ動かしたり、天板だけをリフォームしたりということがドイツのキッチンでは比較的簡単にできます。少しずつ部分更新できるのは、DIYer にはとても魅力的です。次回は、洗濯機を設置したときの排水について少し触れる予定です。


 (右上写真は、木材加工コーナー脇のバックガード売場。この縁材もカットコーナーで切ってもらえます。のこぎりで切れますが、Praktiker、Thomasは無料でカットしてもらえました。)



【訂正】2008.9.28.

 イラスト内で「IHコンロ」とあるのは、「ハロゲンヒーター」の間違いです。
IHコンロは、磁力線で発熱しているのに対し、ハロゲンヒーターは耐熱ガラスの下にハロゲンヒーターが発熱体として入っています。時々、エンクロヒーターもみかけます。

 参考URL: All About「間違えやすい電気加熱調理器」

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