DIYer in ドイツ: レストラン~サバイバルドイツ語3

2008/07/08

レストラン~サバイバルドイツ語3

 久しぶりにサバイバルドイツ語です。肉の部位についてと思っていましたが、7月に入り旅行シーズン突入なので今回は "レストラン編" です。レストランはドイツ語でもそのまま Restaurant[レストラン] です。観光地のレストランは英語が通じますが、少し街から離れるとドイツ語だけだったり、ウェイターによって英語の得手不得手があります。そこでドイツ語で食事をするのに必要なフレーズや単語を集めました。

■席につく、オーダーする

 レストランに入ったらまず挨拶をしましょう。その後で何人かと聞かれたら、数字+Personen[ペルゾーネン](=people) と答えましょう(数字は前回。ジェスチャーでもOK)。ウェイターが案内してくれたり、好きな席に座れと言われたりしますが、その辺は雰囲気で。
 メニューを持ってきてくれますが、大抵食事メニューとドリンク・ワインメニューが分かれていますので、足りないときは声をかけてもらいましょう。ここで気をつけないといけないのは、ドイツ語の Menu[メヌー] は定食、セットメニュー、コース料理という意味です。お店の前に掲げてある "Menu" はセットメニューの内容です。これはフランスも同じ(元々仏語なのかな)。ドイツ語では、~Karte[~カルテ] です(これだけだと、カードの意味ですが)。おなじみの bitte[ビッテ](= please) をどんどん使いましょう。

食事メニューをください。
Speisekarte, bitte.
[シュパイゼカルテビッテ]

ワインメニュードリンクメニューデザートメニュー
Weinkarte GetränkekarteDessertkarte  +bitte
[ヴァインカルテ]/[ゲトレンケカルテ]/[デゼーアカルテ]

基本はメニューを指差して、必須10単語で出てきた Einmal hier, bitte[アインマール ヒアー ビッテ](これひとつください) でOKです。
メニューがよく分からなくても、目的のものがあれば聞いてみましょう。

○○ありますか?
Haben Sie ○○?
(= Do you have ○○?)
[ハーベン ジー ○○?]

これはレストランに限らずどこでも使えて、便利なフレーズです。
質問の答えに、Leider[ライダァ](=残念ながら) 、nicht[ニヒト](= not) 、Nein[ナイン](= no) 、Ne[ネー](= no) が含まれていたら「NO」のニュアンスが高いと思えばいいでしょう。


簡単!知っておくと便利な単語

mit[ミット](= with)、 ohne[オーネ](= without)
groß
[グロース](= big)、 klein[クライン](= small)
Glas
[グラース](= glass)、 Flasche[フラッシェ](= bottle)、 Tasse[タッセ](= cup)

例:水を注文する。・・・・水は日本とは違って注文しないと出てきません。つまり有料です。

水をボトルでください。
Eine Flasche Wasser, bitte. (= one bottle of water, please.)
[アイネ フラッシェ ヴァッサー ビッテ]

このあと大抵、炭酸入りか炭酸無しかを聞かれます。ドイツでは炭酸入りが主流です。mit[ミット] か ohne[オーネ] で答えましょう。たまに大きさも聞かれますので、groß[グロース] か klein[クライン] で答えましょう。炭酸は Kohlensäure[コーレンゾイレ] ですが、Gas[ガース] でも通じます。

その他

すみません。
Entschuldigung. (= Excuse me.)
[エンシュルディグング]

ちょっと待ってください。
Einen Moment, bitte. (= one moment, please.)
[アイネン モーメント ビッテ]

もう、注文しました。
(Ich habe) schon bestellt. (= I ordered already.)
[(イッヒ ハーベ) ショーン ベシュテルト]
schon (= already), bestellt (= ordered)

箸ください。 ・・・・中華などに行くとき便利
Stäbchen, bitte.
[シュテープヒェン ビッテ]


ドイツでは料理をシェアすることはしません。しかし1皿の量が2人前くらいは平気であるので、人数がいればシェアしてもいいと思います。

全部を一緒に食べたいです。小皿をください。
Wir möchten alle zusammen esssen. Kleine Teller, bitte. 
[ヴィア メヒテン アレ ツザメン エッセン。クライネ テラー ビッテ]
(= We'd like to eat all together. Small dish, please.)



■食事の終わり、お会計をする

 ウェイターがお皿を下げるときには、必ずといっていいほど「おいしかった?」と聞いてきます。よほど不味くはないかぎり、Gut[グート] と答えておきましょう。日本と比べて量が多すぎるので残さない方が良いのですが、無理は禁物です。

sehr gut[ゼア グート](= very good)、lecker[レッカー](おいしい)
satt[ザット](満腹)

お持ち帰りができる店も多いので、食べ残しを持って帰るときは言ってみましょう。ファーストフードでも使えます。

持ち帰りで。
Zum Mitnehmen, bitte.
[ツム ミットネーメン ビッテ]

日本と違ってレジはなくテーブルチャージです。担当のウェイターを呼びましょう。お会計は、必須10単語でも出た Zahlen, bitte. [ツァーレン、ビッテ] です。ウェイターが遠ければ右手で文字を書くジェスチャーでも通じます。

領収書ください。
Quittung, bitte. (= receipt please.)
[クヴィトゥング ビッテ]

おつりはいりません。
Stimmt.
[シュティムト]

 
 これだけあれば、もうドイツのレストラン・カフェはバッチリです。ちょっと多かったですが、とりあえず赤字のところから攻めてみればいいのではないでしょうか。ドイツのレストランにあまり多くを期待してはいけませんが、みんなのんびりと食事を楽しんでいるので雰囲気はどこもいいですよ。


おまけ;
 トイレの表示は、男性 Herren 、女性 Damen です。最初のドイツ旅行のときに、トイレはイラストがあるだろうと思って、たかをくくっていたらアルファベット表示しかなく -men なので男性かなと思い込み、Herren の方に入ってびっくりしてしまったことがあります。"H"や"D"としか書いていないときもありますので、注意しましょう。


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